シリーズ第二弾
強烈なインパクトのビジュアルとは逆に、空中分解した印象のストーリー
事件の後、カースティーは精神病院に閉じ込められていた
彼女の語る事件や現象が疑われる中、秘密裏にパズル・ボックスの研究を続ける院長は、ある人物を蘇らせる
やがて異界の神の名の下に、壮絶な戦いが始まろうとしていた…
前作に続き鮮烈なビジュアルと世界観が映える二作目
白塗りのモダンな室内に、女の形をした肉塊がいる場面などは秀逸だ
包帯を巻かれ、血肉を喰らうことで女に戻っていくくだりには、独特のセンスを感じる
また舞台が精神病院と、その極秘の実験に設定されているのが嬉しい
人気キャラ ピンヘッドの謎も明かされ、ラストは異界とその神のもとへ
が、途中から話を広げすぎたせいか収まりが悪い印象
やはりクトゥルフの世界観を正当に受け継いだ二作目だった