鮃サブロウ太

バルカン超特急の鮃サブロウ太のレビュー・感想・評価

バルカン超特急(1938年製作の映画)
3.5
序盤は拍子抜けするくらい退屈だったが、列車に乗り込んだあたりから徐々に物語に奥行きが出てきて一気に引き込まれた。
話としては古色蒼然としていてラストもちょっと雑な気がしたが、80年前の映像にもかかわらず役者の身につけているものやヘアスタイル、列車内のデザインやインテリアなど今みても全く違和感がなくて、これに色を付けたら現代の映画としても立派に通用するのではないかと思ってしまった。