マンネン

バルカン超特急のマンネンのレビュー・感想・評価

バルカン超特急(1938年製作の映画)
4.1
居眠りして目が覚めたら浦島太郎状態。今でこそ見たことある手法であるが、1938年作品として当時の公開は今よりも衝撃的であったろう。列車に乗ってからは中弛みもなく緊張感が保たれて良い。
ヒッチコックのイギリス時代の作品だがイギリス人は事なかれ主義、と皮肉ってるところが面白い。
良く見ると序盤のホテルのシーンも本筋に関わっていることが分かる。
エンディングにダラダラと時間かけずスパッとエンドロールに入るのは時代を感じさせる。