隆太

バルカン超特急の隆太のレビュー・感想・評価

バルカン超特急(1938年製作の映画)
3.5
老婦人が突然列車から姿を消してしまった。。
老婦人と会話した複数の人に聞き込みをしても、何故か老婦人をそもそも知らないし見たこともないと言われてしまう。。
この展開の流れ、間違いない。。
自分のお気に入りの回である、古畑任三郎の「古畑、風邪をひく」と似ている!!
三谷さんが本作品をオマージュしていたとは!!
古畑のストーリーは完全オリジナルと思っていた。。
三谷さんに騙せるとこだった。。笑
ヒッチコック監督の他の作品も、古畑任三郎の別の話で引用しているらしい!
ちなみに三谷さん以外の監督も、ヒッチコック監督のサスペンスの手法を引き継いでいるとか!
ヒッチコック監督はサスペンス界に多大な影響を与え過ぎている!!
後々ネットで調べると、元々は「ある人物が突然いなかったことになってしまう」というモチーフは『パリ万博綺譚』が原典とされており、古くから今に至るまで様々な作品に引用されているらしい!
その一つが本作品なのかな?
歴史を辿れば、『パリ万博綺譚』がまずはサスペンス界に歴史な価値を与えたのかもしれない!
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