バルカン超特急の作品情報・感想・評価

「バルカン超特急」に投稿された感想・評価

期待以上に面白かった。80年前の作品であり、サスペンスとしては、いたってシンプル、アクションシーンも牧歌的ではあるが、動く密室モノとしてすでに完成しているように感じる。人は様々な理由で嘘をつくが、馬鹿馬鹿しいものを含め、心理状態の見せ方が上手い。
ラストもベタだが、良かった。
ヒッチコック作品は、昔、2、3本観たきりのため、これを機にじっくり観たくなった。
最初、普通の旅行記っぽいと思ったら全然違った(ヒッチコック映画なので当たり前だけど)。消えたおばあさんの正体にも驚いたけど、騒動が銃撃戦にまで発展したのは意外な展開だった。好きなシーンは、冒頭、列車が駅を出てからアイリスがふらつき、景色が何重にも重なってぼやけるシーン。古典的な手法かもしれないけど、面白いと思った。
鶏糞

鶏糞の感想・評価

4.3
無駄のない脚本であるばかりか登場人物たちは当時の世界情勢を反映している。煮え切らない態度、謀略をめぐらし、平和主義を叫ぶトッドハンター氏はチェンバレンそのものだし、アメリカ人のアイリスが問題を解決していく。物語の解決は速いし、これだけの内容を90分程度で収められると気持ちよくなってしまう。汽車のシーンは危なすぎるのではないか。
ゆん汰

ゆん汰の感想・評価

4.0
元祖『フライト・プラン』というべきか、失踪した老婦人。乗客はみんな見てないと言う。コメディタッチでテンポも良いので非常に見やすい。

脇を固めるのはヴァネッタ・レッドグレイヴ(何故かフランコ・ネロと69歳の時に結婚)の父であるマイケル・レッドグレイヴ。実にうまい演技。
イギリス時代のヒッチコック映画の名作。
(19年6月26日 DVD 4点)
honmosuki

honmosukiの感想・評価

3.0
コメディタッチなサスペンス。列車内で人が消えるという要素は面白かったが、動機などがよく分からず。少し納得感に欠ける展開。
初期のヒッチコックのなかでは群を抜いて面白い傑作。

ヒッチコック作品の典型がすべてつまっているだけでなく、スクリーンを見ているこちらの記憶や認識まで自信がなくなるほど、その巧みなつくりに引き込まれる。
「さっきまで居たはずの乗客を主人公以外誰も覚えていない」良いプロットは一文にまとめても惹かれる。お得意のパラノイア・サスペンスを展開しつつ、いかにもイギリスなユーモアで緊張感を緩和させるので観ててストレスを感じない。導入部は少しだるかったが。
戦闘シーンの全てがキュートなので、それだけでも観る価値ある。貨物車両のシーン必見。

DVD視聴
ヒッチコック監督の名作
かなり前に見てますが、先日「フライトプラン」を観て思い出しました🛫

ヨーロッパの某国
前日、雪崩で足止めを喰らっていた乗客たちを乗せたロンドン行きの列車
乗客の中にはアイリスという若い女性の姿もあった
彼女は駅でちょっとしたアクシデントに遭い脳震盪を起こしていたが、老婦人の家庭教師 ミス・フロイに助けられる
こうして二人は知り合いになるが、ある時を境にミス・フロイの姿が忽然と消えてします...🤭

ヒッチコックがアメリカに渡る前に撮った作品
公開当時批評家たちに絶賛された本作は、その後の同テーマの作品に大きな影響を...🎞

1938年、第二次世界大戦前の国際情勢を感じさせるようなストーリー🗺
登場人物全てが胡散臭くて...
疑わしく見える乗客たちに、観ている私たちもアイリスに同期します
そして、消えた老婦人の正体は、如何にも...というものです🤭

クライマックスも当時としてはアクション色が強いものでしょう🤭
暗号の部分🎶はツッコムべきところでしょうが、ヒッチコックも結構やりますね🤗

さて、恒例のヒッチコックがカメオ出演している場面...
以下にネタバレです🤫










ラストすれすれ...
ロンドン・ヴィクトリア駅で、黒のコートをまとってタバコをふかしてます🚬これは難易度高くて分かりませんでした😓
お見逃しなく👀
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