ぽんぬふ

夏の嵐のぽんぬふのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1954年製作の映画)
3.9
細部まで行き届いた広い空間を役者が動くことで語っていく。被占領市民としての抑圧、夫の抑圧、そして占領軍兵士としての市民と上官による抑圧と、様々に抑圧された人物がそこから逃れようとするテーマは、見た目こそ違えど『若者のすべて』と近く、この頃のヴィスコンティのテーマだと感じた。
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