ゆっきー

夏の嵐のゆっきーのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1954年製作の映画)
4.5
貴婦人のアリダ・ヴァリがイケメン青年将校ファーリー・グレンジャーにメロメロになり金まで渡ちまう話。結果は見えているのにネチネチ破滅していく様子を描く最強の暴力映画。
恋愛強者と恋愛弱者の圧倒的な力の差をえげつなく見せつけられるラストが辛い。

ベネツィアのセットが素晴らしい。ファーリー・グレンジャーと灯火管制下の街を歩くシーンがすてきやん。
オープニングのオペラハウスを見渡すカメラも良かったよ。
ゆっきー

ゆっきー