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夏の嵐のmamiのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1954年製作の映画)
5.0
Visconti全作品中、一番好き!
初めてVeneziaに着いた夜、正しく、この映画の世界の街で、最高に感動した。貴族であるViscontiだからこそ描ける世界。Fenice 劇場のオペラの場面の美しさ。
原題は「Senso 」だから、人間の性を冷徹に描きながら、超絶的に美しい。
話は戦争を絡めたメロドラマで古典的なのに、とにかく美しくて、哀しくて、心を奪われる美しい愛憎の美しさ。
女性として、主人公の女の性がよく分かるし、Veneziaが舞台なので、美しさ、愛憎にピッタリの舞台。
彼の元に馬車で向かう彼女の表情が美しくも哀しい。

劇場でもっと上映して欲しい
劇場で観るべき作品
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