シネフィルmonk

夏の嵐のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1954年製作の映画)
3.8
#過ぎゆく夏の思い出映画🍉 でヴィスコンティ作品より📮。19世紀中期、イタリア統一紛争さなかのヴェネチアを舞台に同地を占領赴任中のオーストリアの若き将校(ファリー・グレンジャー)と裕福な伯爵夫人が禁断の恋に落ちるストーリー。

独立戦争の迫力ある戦争シーンに加え、貴族出身の監督ならではのオペラのような美しい映像に純愛と愛憎の入り交じる心理面の変化、描写に何度見ても圧倒される。主演のアリダ・ヴァリが若くて綺麗だが、このような女性に惚れこまれるとあとが大変だなぁ…と女性の愛の一途さゆえに妄念の怖ろしさを実感させられます😰。双葉十三郎氏の #愛をめぐる洋画ぼくの500本 紹介作。
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