ウクレレまさあき

未来惑星ザルドスのウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)
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ここで私は偽の神を演じている。本職は手品師だった。いや魔術師かな。 そして狂言回しだ。

難解だからか、TwitterでUPされてた<鑑賞の⼿びき>用語解説を、事前に目を通して挑む。
上映する📽シネマート新宿は、エレベーター降りるとロビーはザルドス一色で、従業員さんがエクスターミネーターやアーサー・フレインに扮して開場を告げるなど、異様に盛り上がってる。
ショーン・コネリー赤ふん一丁の“先着入場者チラシ”貰う。

で、本編。序盤の荒唐無稽でスローペースが眠気を誘うものの、何とか着いていった。中盤は慣れて、エターナル達の変化が面白くなったものの、段々訳わからない方向へ。終盤の展開は唐突過ぎて呆気に取られてたら終わっちゃった。
ショーン・コネリーは全編で頑張ってる。このぶっ飛び設定にも負けてない。勃起の実験には笑った。いつの時代も、一握りの権力者、富裕層のために、一般市民は働き調整される。

生殖し、老いて、死ぬ。こそが幸せか。

明るくなっても、心做しか皆んな無言。エレベーターホールでコスプレ従業員さんに見送られて、映画館を出た。

ネットであらすじとネタバレ読んで、終盤の展開にも納得。無理もあるし、親切な演出じゃない。でも、これで良いのかも。
モヤモヤも含めて楽しめました。