あしからず

或る夜の出来事のあしからずのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
4.5
素晴らしい。初めは肩、その次マフラー、コート…と大量の借りが愛ですべて清算される。海へのダイブ、どしゃ降り、夜の川を肩車(?)と、水にまつわる全ても涙に帰結。
ラブコメのお手本でありながら要素要素の抑えが秀逸。布1枚の屈強なジェリコの壁崩壊までの見応えが抜群。幾夜を積み重ね反撥しながら近づく2人、特に干し草の夜がいい。一見胡散臭いクラーク・ゲイブルの大人な面倒見のよさとパパの天才的な状況把握能力がラブだった。
ヒッチハイクの必勝法は親指<脚。
夜行バス活用民として着替えとメイクが少し気になちゃったけどそこはまあ映画だしという事で、鑑賞後ハッピー度★★★★★
あしからず

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