Akari

或る夜の出来事のAkariのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
4.4
こういう映画を見ると、古い映画の良さを存分に感じることができる
このような原点にして頂点の映画が存在するからこそ、今の映画が存在するのだと思う。
お金持ちの娘と平凡な記者の禁断のラブストーリーというありそうなストーリーだが、これがすべての原点。これが最初。
当時ではかなり進んだ新しい発想だったのだろうと思う。
最後のジェリコの壁の演出など、当時、性について露骨に触れられなかった時代としてはかなり工夫して攻めた、面白い演出だと思った。
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