或る夜の出来事の作品情報・感想・評価

「或る夜の出来事」に投稿された感想・評価

みん

みんの感想・評価

3.5
素晴らしき哉人生のフランク・キャプラ監督のボーイミーツガール映画

世間知らずの令嬢が結婚を反対され夜行バスに飛び乗ると世渡り上手な新聞記者と出会い……ストーリーは古典的だけれど時代に関係なく楽しめる名作でした

白黒映画だけれど、勝気な令嬢の服の鮮やかさとかきつい赤色の口紅が想像できて面白かった。あと、白黒画面の中で涙がキラキラと引き立っていたのが印象的でした。
ラブコメの原点と言われて鑑賞。

笑いどころあり、脚本の深さあり、会話の面白さもあり!

徐々に崩壊するジェリコの壁
はじめて上から覗いてみたり、侵入したり、縮まり方がとてもよく出ていた

脇役も特に記者の上司とかたまらなかった
ロードムービー型ラブコメ。二人のやりとり、話の流れ、ピッタリ役にはまった魅力ある主役たちなど全てが素晴らしいです。約80年前の作品なのに全く古くさくない。
再鑑賞。

モノクロ映画に抵抗があった若い頃に観て、昔の映画の良さに気づかせてくれた作品のひとつです。
n

nの感想・評価

5.0
好きな映画にランクイン
MODS

MODSの感想・評価

3.8
記者と金持ちの令嬢のロードムービー。

薄っぺらいカーテン一枚で部屋の真ん中を仕切って、ジェリコの壁って呼んでお互いに入らないようにするの、とても好き。
恋愛の話なのに、ラストに至るまでとラストのシーンに主人公達が出てこないのに、「やった!ハッピーエンドだ!」って分かる作品他にあるかしら。
お父さんが物分かりありすぎなのは御都合主義的な感はあるけど、ハッピーエンドには必要だもの。

ローマの休日もこれに影響されたのかと思うくらい、なんか似てる。
Matsuzoh

Matsuzohの感想・評価

4.9
タイトルからして、てっきり1晩だけの話かと思ったら、結構長い道中

令嬢が世間知らず過ぎて、なかなか痛いキャラクターで、記者が令嬢の性格がいかにダメか語るところがあって、「うん、その通り!」とすごく納得

…けれども納得を越えて展開する恋物語
恋って、そういうものかも、だしね

令嬢のキャラは最後まで好きになれなかったけど、そうかそういうことならこの2人は応援しよう、という気持ちになれたね

終盤ものの見事にすれ違いが生じて、「これどっちに転がるの?」と最後までハラハラさせる展開

当初と打って変わってアシストに回る役回りの人の心変わりも納得で、全体的にテンポもいいし、脚本凄いな

「ちょっと金にモノ言わせすぎ!」とツッコみたくはなるけど、80年前とは思えない完成度でした
金は手段でしかない。
Asami

Asamiの感想・評価

4.1
予想通りの結末だけどきゅんきゅんするズッキュンキュン
男の人イケメンだし紳士的だしツンツンしてるけどなんだかんだ優しいし好きになるわ〜
ロマンティックコメディの傑作。

もっと早くに観ればよかった。

見るからに勝ち気でワガママそうな、富豪の令嬢エレン。

深窓のお嬢様らしからぬ、煙草スパスパ、気性の激しいじゃじゃ馬っぷり。

そんな彼女を“調教”する、新聞記者ピーターのコミカルキャラにメロメロ。

クラーク・ゲーブル、あのレット・バトラーよりも、こんな役柄が断然好きだな~。

ああ言えばこう言う、ふたりの丁々発止のやり取りが痛快。

川渡りやヒッチハイク、“ジェリコの壁”等々名場面もウィットに富んでいて楽しい。

過保護なエレンパパの仕事ぶりにもほっこり。

全編、軽妙洒脱な演出がニクい。
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