或る夜の出来事の作品情報・感想・評価

「或る夜の出来事」に投稿された感想・評価

みん

みんの感想・評価

3.5
素晴らしき哉人生のフランク・キャプラ監督のボーイミーツガール映画

世間知らずの令嬢が結婚を反対され夜行バスに飛び乗ると世渡り上手な新聞記者と出会い……ストーリーは古典的だけれど時代に関係なく楽しめる名作でした

白黒映画だけれど、勝気な令嬢の服の鮮やかさとかきつい赤色の口紅が想像できて面白かった。あと、白黒画面の中で涙がキラキラと引き立っていたのが印象的でした。
Haruki

Harukiの感想・評価

3.5
ありがちな設定ではあるが、スリリングさやオシャレさを加えた深みのある作品。

ストーリーの軸は普通だが、それを彩るオシャレな台詞の数々が見事。

クラーク・ゲーブルは渋くてかっこいい。
三四郎

三四郎の感想・評価

5.0
完璧な名画ここにあり。ロマンチック・コメディの最高傑作。
父親の意に添わぬ結婚をしようと考えているおてんば娘。娘が星一哲張りのお盆返しで朝食を台無しにし、言うことを聞かないので父親思い余って最愛の娘に手をあげる。ハリウッド映画でなかなかお目にかかれぬ娘への平手打ち。今まであったかな?
ゲーブルのこのセリフには唸らされた。
「金はいらん(心配ご無用)やはり思った通りだ 甘やかされて育ち何でも金で買いたがる 金ですべて解決できると考えてる 人間らしさのカケラもない „困ってるの 助けて“となぜ言えない?気取るのはやめろ 素直になったらどうだ 懸賞金にも 君のトラブルにも関心はないね バカな金持ち一族なんかどうでもいい」

夜のバス発車まで一日何してたか聞かれ、
「人目を避けて雨宿りしてたの」
箱入り娘が初めて下界に立ったのだ。世間知らずのお嬢ちゃんがニューヨークまでの旅で様々な社会経験を積む。ゲーブルに保護されながらだが、大人になっていく。彼女は人助けをする思いやりのある女性だが、ただやはり金持ちのお嬢ちゃんだからこそ何も考えずできるのだ。少年に渡した紙幣はゲーブルのなけなしの金だし笑
「毛布一枚で私の安全は守られるの?」
ジェリコの壁に脱いだ下着をかけていく、そして壁は揺れる。なんてエロチックでセクシーな描写なんだろう。
ゲーブルは名前を聞かれ、
「俺か?夜は力強いタカ 朝は愛らしい君の頬を撫でる風さ」
お嬢ちゃんそれをおもいっきり聞き流し
「名前は?」と催促、そして「嫌な名前」笑
「今夜は君も同じ名前だぜ」夫婦と偽って泊まっているからだが、笑える。
クローデット・コルベールのハマり役だな、バカっぽく子供っぽくて愛らしい笑 決して美人でも可愛くもないのだがおもしろい!この役他の女優さんではこれほどうまくいかなかっただろう。
ヒッチハイク場面は世界映画史に残る名シーン中の名シーンだ。そして物語が進むにつれだんだんとお互い惹かれていく。
「恋をした経験は?恋に憧れたことは?あなたは女性をとっても幸せにできる人よ」
「人並みに夢は見たさ 愛する女に出会えたらと…だが本当にいるのかな どこを探せばいい? そんな女はいない 恋に憧れたさ」 この後からが実にいい。時間がなくて書きとれなかったが…男はsehr romantisch に描いていた将来の夢を語るのである。愛する「女性」を夢見ながら。そして、彼の夢物語に連れてってと箱入り娘がジェリコの壁を涙に濡れし瞳で越える。
ラストは我慢できなくなったゲーブルが娘の父親に催促の手紙、そしてついにジェリコの壁ついに崩壊。
ストーリーは王道ラブコメだがキャラクターのやりとりが面白くて見てて嫌にならない。この映画は約85年前の作品だが、このヒロインをみてどの時代にもツンデレの女はいたんだなと知れたことが収穫。
chen1320

chen1320の感想・評価

3.6
これぞ古典、王道
bell

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5.0
大好きなクラシック映画の中でも、特に好きな作品のひとつ。
ラストシーンの演出が好き。
Akari

Akariの感想・評価

4.4
こういう映画を見ると、古い映画の良さを存分に感じることができる
このような原点にして頂点の映画が存在するからこそ、今の映画が存在するのだと思う。
お金持ちの娘と平凡な記者の禁断のラブストーリーというありそうなストーリーだが、これがすべての原点。これが最初。
当時ではかなり進んだ新しい発想だったのだろうと思う。
最後のジェリコの壁の演出など、当時、性について露骨に触れられなかった時代としてはかなり工夫して攻めた、面白い演出だと思った。
ぐー

ぐーの感想・評価

5.0
良すぎるんだが…
最高のロマンティック・コメディ
限界突破最強古典派ラブコメ間違いなし。やっぱり映画はこうでなくっちゃ。

性表現が厳しくチェックされてた中で工夫に工夫を凝らした演出が皮肉にも、生々しい描写より遥かにセクシーに描かれていて最高です。
物語自体よりも夜の陰影が好きな映画。

あと川の煌めきとかも良かったけど、そういうのより会話がメインだったのはスラップスティックコメディだからしょうがないとはいえやはり残念ではあった。(でもこういう見方してるのって少数派なんだろうな)
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