51年に製作されたSF映画の古典「地球の静止する日」をリメイクしたSFスペクタクル・サスペンス。
ある使命を帯びて地球に降り立った宇宙からの使者を前に、
ついに存亡の危機を迎えた人類の運命を壮大なスケールで描き出す。
オリジナルは未見。
キアヌ・リーヴス主演の作品を観た中で一番面白くない。
クラトゥ演じるキアヌ・リーヴスだが、
表情に乏しいキアヌだから何を考えているか分からない宇宙人には向いている。
美しい人妻を演じるジェニファー・コネリーは良かったが、
亡き夫の連れ子ジェイコブがウザイすぎる。
初見の時に見終わってから誰の息子なのか調べると、
ウィル・スミスの息子だと分かり納得したのを覚えている。
宇宙から飛来した球体がセントラルパーク降り立つが、
未知なるもの対して攻撃しないと気が済まないアメリカ人。
地球にとんでもない危機が訪れている中で、
大統領が顔出さないで国防長官が仕切っているのもへんである。
CG感満載のゴートの暴れっぷりを期待したのだが、
バグの集合体でロボットで無かったのは残念。
目からレーザーで街を破壊して欲しかった。
クラトゥより先に、
地球人として意識調査を行っていた人物との待ち合わせが何故かマクドナルド。
なぜ最初から英語で会話しないのか謎だった。
クラトゥは地球を助けるとは言うが、
人類を助けるとは言ってない。
ラストでクラトゥはヘレンと息子と過ごしただけで、
人類を助ける気になった?
助かった人類には伝わってないと思う。