ねこたす

地球が静止する日のねこたすのレビュー・感想・評価

地球が静止する日(2008年製作の映画)
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これは酷い('_')
当時観たいなと思ってたけど、少なくとも1000円払わなくてよかった…

突如セントラルパークに飛来する球体、地球を浄化する為に宇宙人から派遣されたものだった…!!

いや、都合よくとても分かりやすいセントラルパークに来なくてもと思うのだが、この球体のCGがまたショボい。
CGが使えるようになってきた嬉しさが滲み出るような2000年代前半の映画かと思ったら、2008年の映画。恐怖

ありふれたエコメッセージが時代を象徴している。不都合な真実が公開されたのも2006年頃。
そして最後通告された人類がひたすら「Change…」と言い続ける。明らかにオバマを意識しているのだけれど、変われる、お願い、助けてと言い続ける主人公がまるで子供のようだ。

そして、何よりもイラつかせるのが、そうジェイデン・スミス。なぜこうも観てるものの心を逆撫でるのだろう。
唯一ベストキッドだけはイライラからの成長があって見ることができたけど、無理無理。
まず顔が無理だし、「演技できるでしょ?」みたいな気取った演技が本当に腹が立つ。

しかも幼さからの愚行や無謀なお願いをするのだけれど、それが宇宙人たるキアヌ・リーブスの心を動かして…。
いや、そんなことで滅ぼすのを止めるくらいなら、もっとたくさんの感動的な話が世の中にはあると思うんですけどね!!

世界が滅亡しそうという話と、主人公家族の話が近いようで全く遠い。科学者だから関わり合っただけで、ノレない。

キアヌ・リーブスは確かに只者じゃない感じが出ていて良かったけど、魅力は伝わらなかったなあ。もったいない。中国語を喋らせれば喜ぶと思ってあのシーンを入れたのだとしたら、観客を舐めきってる。

リメイク元の「地球の静止する日」の設定を読むと断然こちらの方が面白そうだ。もちろん今それを再現しようと思っても風化しているだろうが。
戦争とか核開発みたいな話は第2次世界大戦後も続く、戦争の悲惨さを理解していない、のような非難の仕方はあっただろう。
しかし、環境破壊のようにわりかし最近議論に上がるようになったものに対して、人間は破壊的だ! 滅ぼす!といきなり言われても、確かに主人公たちと同じ反応をしてしまいそうだ。
そもそも、指導者たちってエコメッセージ受け取ってる?

それに1950年代に電気が止まるというショックは大きかっただろうが、今機械は全て動かなくなりました! ドヤ!みたいな終わり方されてもそんなショックが…。