♯78(2026年)超絶意味不明
舞台は紀元前古代ローマ末期
青年エンコルピオは親友アシルトとともに、享楽と退廃に満ちた世界を彷徨う。二人は美少年ギトンを巡る恋と嫉妬に翻弄され、富豪トリマルキオの狂乱の宴、トリマルチョーネの宴、エンコルピオのジジイと美少年の結婚式、奇怪な宗教儀式、ミノタウロスとの決闘、詩人エウメオスとの旅、両性具有の神の子、魔術師の呪いであそこから火を産むイザナギになった魔女のエノテアなど、現実と幻想が入り混じる出来事に次々と巻き込まれていく。物語は明確な因果や結末を拒み、断片的なエピソードが連なりながら、崩壊へ向かう帝国の不安と人間の欲望を象徴的に描く。フェリーニ特有の奇想と寓意に満ちた、夢のような放浪劇。
◆良い点/注目ポイント
・主人公エンコルピオがEDになってしまい、民間療法でうつ伏せになり女達がミニ鞭でペチペチお尻を叩いても治らず、巨漢女を抱いて復活するエピソードが好きです。
・ナザレのジーザスもゴータマ・シッダールタもまだ生まれていない古代ローマの時代に大富豪の葬式で般若心経を唱えておりTPOは合っていて笑えました。
・意味不明な芸術作品でどの場面を切ってもA級作品なのはフェデリコ・フェリーニ監督の凄いところです。エロ、グロ、不謹慎で留まっています。アレハンドロ・ホドロフスキー監督だとエロ、グロ、アホになります。
◆改善点
・一貫して意味不明
◆総括
・劇中の権力と金を持ったジジイ達は皆
女ではなく美少年を求めていたところが、紀元前から現代に至るまで性加害の歴史は繰り返している事を知りました。
私はノンケですが劇中の美少年は女装をしていなくても魅力的です。
アレハンドロ・ホドロフスキーの
『ホーリー・マウンテン』を最後まで観れる方にオススメです。
-2026年77本目-