陽気な隣人、綺麗な妻、幼い頃からの親友、安定した仕事、、、
幸せな人生を送っているトゥルーマン。
でも実は、彼が住んでる街は作られたもので、周りの人間も全員役者。全てが嘘だった。
トゥルーマンが生まれたその瞬間から30年間、彼は人生を操作され、24時間全世界にテレビ配信されていた。。。
いやーーーーーーー感動するコメディかと思ったら違ったわ。
いや、タッチはコメディだしラストは感動するような作りにはなってるんだけど
こりゃ、ホラーですな。
パパラッチとしてどんどんエスカレートしていく映画「ナイトクローラー」を観た時と同じ気持ちになった。
番組を制作してるやつが1番悪いのはそうなんだけど、こんな人権侵害も甚だしい番組が30年続いてたって事は、それだけ視聴者がいるということ。
人の人生をぶち壊しにしてるのに、それを観て楽しんでる人間がいるということ。
ラストの警備員?のシーン、まじで戦慄した。
相手は生身の人間なのに、テレビの向こう側だというだけでこんなにも無責任になれるのかと。
震災や事故時の報道人の行き過ぎた行動って、批難はされるけど結局はその映像を観ているのは私達視聴者なんだよね。。。
おぉーーーーーー怖い怖い。。
テレビやネットに溺れて、想像力が欠如した人間にならないよう気をつけよう。。