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トゥルーマン・ショーの7のネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

小学生の頃、同じようなことを考えたことがある。自分以外の人間はロボットで、自分が見ていないときはみんな動いてないんじゃないか…?もしかして自分はミニチュアの世界にいて、誰かに監視され、操られているんじゃないか…?

実際にそんな世界に自分がいて、それを知ってしまったら、相当怖いんだということを、この映画を見ながら想像できた。自分が見てきた世界は全て虚構だったということになる。自分が信じた人もみんな、言動すべて演技だった!って結構恐ろしい…


「僕は君のすべてを知っている」
「頭の中にカメラはない!」


今までの人生を棒に振ったと言っても過言ではないあの状況で、扉をあけて出て行くトゥルーマンの強さに救われたような気もする。彼はあのあとフィジーへ向かったのか…プロデューサーに抗議しに行ったのか…これからの人生、疑心暗鬼でしかないことは確か…

途中、プロデューサーがただの殺人紛いなことをし始めたのと、父親役が逆上したところがジワった。ちょいちょい番組制作側が人間味を吐露する笑
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