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キャリーのkuのレビュー・感想・評価

キャリー(1976年製作の映画)
3.7
キャリーの復讐

内容は、友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー。だが彼女には怒りを引き金として念動力を発揮する力があった......というもの。

学校ではクラスメイトに揶揄われ、家に帰ってきても全てを悪魔のせいにする嫌な母親が1人。こんな状況下に置かれているキャリーには同情します。正直、母親が元凶だと思いますね。あんな家庭環境だからキャリーが内気になったのではないでしょうか。

プロムでのキャリーはとても素敵に見えましたが、時すでに遅し。地獄の業火で焼かれていく学生達と真っ赤に染まったキャリーの立場が逆転した時は、怖さもありつつ、ちょっとスカッとしました。

いじめっ子は必ず自分に返ってくる。現実ではあまりそうならないですけど、映画くらいはこれくらい復讐したっていいですよね。スーに対する扱いもあれでいいと思います。後半良い人っぽく見えますけど、今まで揶揄う側にいたんですから。ラストも個人的に好きです😌
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