ルネ

ポチの告白のルネのレビュー・感想・評価

ポチの告白(2006年製作の映画)
5.0
2009年公開。監督・脚本・編集は高橋玄。

事実を元にした警察の腐敗を描いた作品で、3時間15分ある大作。


真面目な交番勤務の巡査が刑事へと選抜昇進し、そこから上司の先導されるままに腐敗に手を染めていくお話。

知ってる俳優は野村宏伸と井上晴美のみで、あとは観た事ない俳優陣。製作費が3,000万円くらいのようで、インディーズ感が強い。しかし内容は素晴らしくて、唖然とするような警察の腐敗っぷりに言葉を失った。

こんな警察官ばかりではないと思うけど、実際にこういった事が行われていると思うと暗澹たる気持ちになる。『ゆきゆきて、神軍』級の観ちゃいけないものを観てしまった感。

最高に面白くて恐ろしくて衝撃的な作品。映画好きの方には是非観て頂きたい傑作です。
ルネ

ルネ