昨年から稲葉事件、桶川事件、足利事件と名だたる警察不祥事の大ネタに関する書籍を読んでいたので、警察国家のアンタッチャブルな裏事情にはなかなか辟易してましたが、映像化されると生々しいですね。
というかこれに配給した映画会社はかなり勇気あるなーと思った限り。
巷のシネコンじゃ絶対にかからない作品だけど、観る価値のある作品だと思う。
序盤は日本で一番悪いヤツらを思わせる警官のギャングっぷりが描かれて若干のエンタメ性があるけど後半は完全な告発モード。
マスコミ各社をポチと呼ぶ署長がリアリティがあって薄ら怖さを感じた。
ただ3時間15分は少々長く感じたので少しタイトに作ってあればより広く観られる作品になったんではと思う。
場所によってはTSUTAYAでも借りられるので是非!
観た後に交番で道を尋ねられなくなることは必至wだけど面白いです!