ポチの告白の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「ポチの告白」に投稿された感想・評価

irina

irinaの感想・評価

3.2
2017年初鑑賞。新年にまったくふさわしくない映画を選んでしまった〜。

警察官を目指す人は絶対に観てはいけない。普通の優しい警察官がドロドロの底なし沼に沈んでいく話。

上司の命令は正義感に勝る。最初は戸惑うが、だんだん麻痺していく。
普通の会社員にも通ずるところありますね。

胸糞悪い映画ですが、ラストの長ゼリフには釘付けになってしまった。怪演です。トラウマになるかも。

一生懸命頑張っている警察官がこの映画見たら腹たつだろうなぁと思う。
大丈夫、きっとこんな腐った奴ばかりじゃないと信じています。
Blue

Blueの感想・評価

4.1
「みんなやってる。」
悪魔の囁きですね
「貴方はやり過ぎた。」
家族なんていやしない。お前と血が繋がってんのかよ。

低予算な映画でちょっとギャグっぽい作品だったけどよかった。

菅田氏は殺し屋1で何言ってるかわかんないのにかなり説得力あったからやってくれました。


ASKA、小便の代わりにお茶はねえだろ!!!
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2016.12.27 DVD

「日本で一番悪い奴ら」などに先行する力作なのは分かるが、カット割や照明が何かと確信犯的過ぎて萎えるし、警察組織諸々のシステムの腐敗ぶりを描くにしても、上司の悪代官振りや台詞回し一辺倒で説明されちゃあ映画的にほとんど楽しくない。菅田俊のしゃがれ声を活かした演技や、もっと掘り下げられていくべき題材設定が素晴らしいだけに、各所に残る粗雑な感じが本当に残念。
何気なく鑑賞し始めたが、とんでもない傑作でございます…


我々は自分の生きてる世界を知らなさすぎる


実直な警察官のタケハチ、上司の命令を誠実に守り、組織の為に尽くす…こんな普通の事を繰り返していく間にどんどん歪んだ倫理と、腐敗した世界に足を踏み入れ、染まり、やがて崩壊して行く。


よくある汚職警官モノかと思ったら、そんなんじゃなかった、警察組織をミクロ視点(1人の警官)から解きほぐすように観せて行くので尺が長いですが、必要な長さです。

これを見たら警察の見方がかわります、間違いなく日本で一番タチが悪い集団と思うでしょうね、残念ながらここに描かれている事はフィクションであっても事実を元にしてると思います、なぜならこの映画で描かれた事のカケラに少なからず我々が接してるからです

「有名な芸能人の逮捕」「政治家の不祥事」よくあるけどニュースですが、こういう事があると必ず国民に知られたくない事が裏で動いてるものです、昔から使われる手ですが国民はバカですから目先のセンセーショナルな事件に目が行きます、基本的に都合の悪い事は知らされないのが当たり前なんです、知らなければ何も気づかない、この映画の新聞記者のように、無知である事になんの疑問も持たないわけです、でも一度知ってしまったら、やはり人間は正義心というのが捨てられない生き物、それがまた少なからずこの映画の救いになってるのがありがたい事ですが…


長々と説教書きましたが、この映画多くのひとが見るべきです、ラストの10分のあの舞台演出のようなシーンが忘れられない映画にさせてくれます。




余談ですがほぼ同じキャストの「ゼウスの法廷」という作品もありますがこちらもオススメです
kenken

kenkenの感想・評価

4.4
長いと感じたものの
見入ってしまった作品。

今まで警察をそのような目で
見ていなかったので衝撃的であった。

警察内部が腐敗していることを
描いたノンフィクション作品!

特に印象に残ったシーンは
裁判を行う場面!
三権分立と言われているものの
警察関係者が犯罪者の場合
そんなものは存在しない。

また、新聞に記事が出る際に
大きな事件と被せて記事を小さくしたり
必ず、元警察官として報道すること

一つ一つに衝撃を受け
ラスト10分の叫びも
見ものである。
警察は日本最大の暴力団である。
自分にとっては分かりきった話だったので正直退屈した。
警察官と暴力団が繋がっている。麻薬取引を黙認してる等、今さら常識です。
評価が高かったのでもう少し期待しました。
ポチとは警察の事です。警察官は国家の飼い犬だと言う事です。
でも警察の実情が分かりやすく描かれているので興味がある人は是非。
最後に真面目に働いている警察官も大勢いると思います。

               - お わ り -
ゆみ

ゆみの感想・評価

5.0
正直、最後の最後まで「長~い~な~~~」と思いながら観てたんですけど、
最後の10分。
その前の3時間が一気に吹き飛ぶ、最後の10分……。

"模範的なおまわりさん" であった主人公が上司や組織の言うままに従い、
"日本最大の暴力団=警察" にどんどん染まっていく……。
最後に屑ごみのように捨てられた彼の独房での告白、
「我々は犬であります……。
わたくしは、その中のたった一匹であります……。
何をやっても大丈夫だって上司に言われたんだ……。
国民の皆さんはバカだから、これを漫画の世界だと思っている……。」
日本映画の歴史に残るシーンなんじゃないの、これ……。

暴力団との癒着、わざと自転車を市民に盗ませての点数稼ぎ、
難癖つけて殴る蹴るの暴行、薬の中毒で廃人になる警官、裁判官の買収、
逮捕された警官に用意された自殺用の大きなカッター……。
むしろデフォルメであってくれ!と願いながらも、
私たち、これが単純な作り話ではない事を薄々分かっているでしょう。

本当これ、観て良かった……。
少なくともこのアプリ内の鑑賞人数が少なすぎる!!
たくさんの人に観てほしい!!
ルネ

ルネの感想・評価

5.0
2009年公開。 監督・脚本・編集は高橋玄。

事実を元にした警察の腐敗を描いた作品で、3時間15分ある大作。


真面目な交番勤務の巡査が刑事へと選抜昇進し、そこから上司の先導
されるままに腐敗に手を染めていくお話。

知ってる俳優は野村宏伸と井上晴美のみで、あとは観た事ない俳優陣。製作費が3,000万円くらいのようで、インディーズ感が強い。 しかし内容は素晴らしくて唖然とするような警察の腐敗っぷりに言葉を失った。

こんな警察官ばかりではないと思うけど、実際にこういった事が行われていると思うと暗澹たる気持ちになる。『ゆきゆきて、神軍』級の観ちゃいけないものを観てしまった感。

最高に面白くて恐ろしくて衝撃的な作品。 映画好きの方には是非観て頂きたい傑作です。
まじめで実直な警察官竹田が、刑事課長に認められ刑事に昇任する。
上司に命令には絶対服従という竹田は上司の命令に従い、違法捜査、不正行為に手を染めていく。
麻薬中毒者の立てこもり事件で、犯人に麻薬を渡すふりをして逮捕したところを写真に撮ったチンピラが、警察をゆすろうとするが、逆に恐喝で逮捕されてしまう。
執拗に警察の違法捜査を探ろうとするチンピラに竹田は脅しをかけるが、それでは手ぬるい、という後輩の刑事がヤクザを使って、チンピラに3か月の重傷を負わせる。
5年後、課長に昇格した竹田はすっかり悪徳刑事になっていた。
ある日、兼藤という刑事が射殺される事件が発生。
その直後、警察の不正を告発する掲示板がWebに公開される。
すべての対処を竹田に任せられる。。。
という話。

3時間を超える超大作ですが、まったく退屈しませんでした。

警察とヤクザ、報道機関との癒着や警察官の不正行為を描いています。
麻薬取引を見逃す代わりに摘発する銃を差し出させたり、児童買春の女の子を世話してもらったり、街でたむろしているヤンキーを交番に連行して殴る蹴るの暴行を加えたり、やりたい放題。

ラストシーン。竹田の「告白」は見ごたえありました。
制作費3000万でも、無駄なく最善手を選べれば映画はいくらでも面白くなることを証明している。
主演のビフォーアフターの芝居がやばい