青二歳

花の子ルンルン こんにちは桜の国の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

“るんるん”という擬音はこのアニメが語源らしい。ヒットアニメの力はすごいな。“キャンディ・キャンディ”の後継番組で、おもちゃメーカーとタイアップするアニメ作品のひとつ。
ブローアップ版ではなく劇場オリジナル盤。ありそうでないヨーロッパのどこかを舞台にするルリタニアン・ロマンスなのになんと来日…しかも服装チェンジの魔法で舞妓さんに変身!
ヨーロピアンファンタジーの世界観でやっていたアニメキャラクターが、まさか上野公園や京都嵐山で桜を堪能するとは…

“花粉風邪”…って花粉症のことですかね。桜でもなんでも発症するとは可哀想に。

セルジュの球根はグラジオラス。グラジオラスの花言葉は“警告”とのこと。「自然を大切にしてね」というルンルンのメッセージがこの花言葉に繋げられてました。
ドラえもんといい、80〜90年代は公害や環境問題、地上げなどの社会問題がよくアニメに取り上げられるようになる。説明台詞が多いと説教くさくなって鼻白むが、アニメ害悪論への対応策なんだろうか…と同情してみる。
白ポスト運動とかいう気違い染みたPTAはドラえもんでさえ「教育に悪い」と叩いたというからな…
まぁ環境問題について親しみやすいアニメキャラが伝えてくれるのは悪い事じゃないし、いいんだけどね。
青二歳

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