LeShinji

冬物語のLeShinjiのレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
5.0
劇中劇として使われているシェークスピアの『冬物語』に負けず劣らず、奇想天外というか、真実らしさの点からすると「⁈」となる展開です。
ロメールの作品で意外などんでん返しが多いのは、ロメールの登場人物に対する、無関心さとさえ言いたくなる、距離感によるものだと思います。たとえそれが感動的などんでん返しであろうとも(例えば『緑の光線』のように)。それが彼の作品の大きな魅力であることはいうまでもありません。
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