えそじま

冬物語のえそじまのレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
4.4
シェイクスピアの悲喜劇に着想を得た全く別物の奇跡。フェリシーの自由過ぎる恋愛観もご都合主義的なラストも、人物描写の深堀りや丹念に練られた台詞の駆け引きがあってこそ引き立つ。「私は存在しているの。曖昧だけど、存在している」

ロメールの恋愛劇に幼い子どもが深く絡むのってこれが初めてじゃないか?それこそ妖精のように可愛い
えそじま

えそじま