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冬物語のemuのレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
4.3
愛する者との再会を信じる揺るぎない思いと、自分の在り方についての哲学の数々。”人から不幸だと言われても、私という存在は宇宙でただ1人だから、どんなことがあっても他人に左右されないし、自分のことは自分で行動する。”
たとえ再会できなかったとしても、彼女が彼女でいる限り失うものは何もない。信じることは生きること、それって素敵な事だと思った。何人もの男の人と渡り歩いても、結局彼女の気持ちは変わらずうまくいく事はないけれど、フェリシーの嘘のない真っ直ぐさが大好き。彼女の考え方にわたしはとても救われたような気がした。
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