■生誕90年記念 タルコフスキー、アトモスフェア■
タルコフスキー長編第一回監督作品🎬
原作「イワン」(ウラジミール・ボゴモーロフの短篇小説)
当時、ソ連でベストセラー小説だったそう。
第二次世界大戦中の独ソ戦下のソビエト。
主人公は12歳のイワン。
両親と妹は殺され、一人残された。
小さな体でソビエト軍の大人達と一緒に戦おうとする。
大人達は幼年学校へ行くことを提案。
イワンは拒否。
この先、一人で生きていくよりも、家族の仇を撃ちたいイワン。
イワンの手に水滴💧
母親との井戸での記憶の回想シーン。
白樺林のシーンが好き♡
北海道のような、白樺林が憧れです〜
そして、闇の中対岸へ舟で渡るシーンがいい。
溝口健二監督作品を思い出す〜
最後は、妹と水辺で走り合うシーン。
12歳って本当はこういう楽しい時期なのに…。
ソビエト、戦争に勝ったけど、子供の心の傷は残ったまま。
詩のように美しい映画🎬