【メスガキのクソガキムーブ】
アンパンマンフルマラソンで『ルビーの願い』を観た。
本作はアンパンマン映画史にとって重要な作品であり、デジタル移行した最初の作品となっている。デジタルとしての特性を活かすために、オーロラが紅に染まり粉砕する描写に力が入っている。
内容としてはアンパンマン映画ゲストキャラあるあるの高慢さがあるのだが、今だと所謂「メスガキ」のジャンルに入るだろう。「ざぁ~こ♡ざぁ~こ♡」と煽ってきそうなあたりの強いキャラクターがオーロラの国、アンパンマンワールド双方を困らせる流れとなっている。このケースの場合、ゲストキャラが窮地に陥ったりする中で成長するのだが、それが印象薄くあまり面白くなかった。