ゴジラシリーズ 第6作
X星人デビュー作品
地球侵略を目論むX星人だが、手持ちのキングギドラだけではゴジラとラドンという不安要素を解消できないので、ひとまず人類を騙して穏便にゴジ・ラドを奪取。3体の怪獣を手にして地球を植民地支配すべく動き出すーー
なんとも手間のかかるやり方だが、劇中では詰めの甘さが端々で目立つ可愛いX星人。殺人音響を浴びせられるXたちの悶絶っぷりはまさに迫真の演技であり、怪獣プロレスにも増して印象的であった(笑)。
前作と違って完全に怪獣頼りのストーリーではなく、ちゃんと人類も活躍するのは良かったが、SFらしからぬガバガバ脚本といい、唐突にシェーするゴジラといい、現代っ子には到底理解できない昭和クオリティにどう突っ込めばいいのか分からない状態である。
黙って見てりゃ、それでいいのだ。
2022年112本目