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怪獣大戦争のtetsuのレビュー・感想・評価

怪獣大戦争(1965年製作の映画)
3.5
ゴジラ祭り(昭和編)第4弾!!
※レビューの最後にゴジラが大好きな友達の豆知識コーナー有り。

X星人が初登場し、舞台に宇宙が使われるなど、よりSF色に富んだ作品になったシリーズ第6作!

メインキャラに外国人を配置しているなど、海外人気へアピールした展開があるものの、子供向けに彼らの声を日本語吹替にしているのが何とも滑稽な作品。笑

また、子供向けという点では、
近年、「おそ松さん」でも記憶に新しい"シェー"をゴジラがしているというのが有名でもあり、
実際、当時の宣伝では、
"シェー"を積極的に押し出してプロモーションをしていたんだとか...。笑

ゴジラが休憩しているシーンや、
色んな意味で出てきすぎる波川というキャラクターwなど、
見所が多々ある本作ですが、
一番の魅力は、なんといっても"X星人"!
機械に支配されたX星人、
そんな彼らによってディストピア化した世界の描写は見事で、
個人的には、彼らの弱点、やられ方が一番ツボでした。笑

というわけで、
ファンでなければ、とりわけ、見る必要のない作品ではないような気もしますが(←コラッ!笑)、"ゴジラと宇宙"という組み合わせに興味がある方には、是非、観ていただきたい一作でした!

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<ゴジラ兄さんの豆知識コーナー!!>

・本作で主人公の相棒となる"グレン"
彼の吹替を担当しているのは、仮面ライダーで悪の親玉"ショッカー大首領"の声を担当していた納谷悟朗。

・本作の特撮シーン、ミニチュア作成ではビル1つに1か月ほどかかることもあったそうだが、
なんと、本作の本番前、スタッフがドミノ倒しのようにミニチュアを破壊。一時は大ピンチに見舞われたものの無事に再作成し、なんとか撮影をできたのだとか...。(この時のスタッフ、絶対、深い傷負ってる...。笑)

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