立派に死ぬより立派に生きる方が難しい
ネオリアリズモ代表作
これを見てから岡田温司の本を読むべきだったと後悔。まだ間に合うか。
敵を倒すことではなく、平和を受け継ぐことを意識した物語展開。口を割らずに処刑される神父を見に子供が集まるシーンから、ロッセリーニが次の世代に平和へのレジスタンス継承の意思が伺える。
スカートを下から見て若干興奮するゲシュタポとか病気のおじいちゃんを死んだことにしてその場をやり切る流れとか、所々にクスッと笑える箇所がある。あくまで人間の生活を意識したリアリズムの表現か。
トリュフォーとは違う形で子供が戦争に絡む