タイトルの「無防備都市」とはなにを指しているのでしょう。ローマの街がナチに対して無防備だったということなのでしょうか。それがいちばんしっくりくる解釈のように思われましたが、しかし実際には、無防備どこ…
>>続きを読むアマルガムとしての『無防備都市』。笑いあり、驚きあり、感傷なし。完全にラスト・ショットを忘れていたが今回ばかりは脳裏に焼き付いた。神父が銃殺されこどもたちが剥き出しの街へ歩いてゆく。絶望と希望がごち…
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ネオレアリズモ初鑑賞。序盤にうとうとしてしまったけど結構面白かった。笑いもある。脈絡のない屠殺シーンは2人の行く末を暗示していたわけね。神父の力強い言葉には清々しさを覚える。「魂は死んでない。肉体が…
>>続きを読む「正しく死ぬのはむずかしくない、正しく生きるのはむずかしい」そう言った神父に向けられる容赦ない銃口よ、このポスターのカットがあまりに美しくて観てみようと思ったけどここもほんとうに容赦ない愛する人との…
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記録
第二次世界大戦末期、ナチスはドイツ占領下で抵抗運動をしている人を積極的に追っている。「正しく生きるのが難しい」時代である。
愛のために犠牲を払うピナや抵抗運動に協力した神父の演技が生々しいし、…
昨日、レンタルDVDで初めて見ました。
昔ながらの現場主義としてネオレアリズモ(イタリア・リアリズム)を徹底して描いた凄いドラマ映画でした。
ロベルト・ロッセリーニ自身が第…