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マリー・アントワネットの首飾りのmzのレビュー・感想・評価

3.0
ジャンヌはベルばらのイメージしかなかったので、金の亡者の悪女という感じでしたが、この映画ではジャンヌは結構いい女でした。

元々地位のある家柄だったのに、時代が悪くて貧しい暮らしに転落。
家族を愛していたジャンヌは、家族とともに暮らした館を取り戻すため、ついにはフランスの女王アントワネットまで詐欺に巻き込んでお金を得ていくお話。

ジャンヌ目的は一心に館を取り戻すため。その一途なジャンヌにベルばらの時とは違って感情移入してしまいます。ローアン神父の馬鹿さ加減はベルばらと変わりません。ジャンヌの不倫相手がプラダを着た悪魔でフリーライター?のクリスチャン役をやっていた、サイモン・ベイカーでした。甘いマスクが素敵です。

最終的に有罪判決を受けてもその後どこかで暴露本を売りだして大金を得ていくたくましいジャンヌは見ていても気味がいいです。
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