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不良少女 魔子のssr701のレビュー・感想・評価

不良少女 魔子(1971年製作の映画)
2.7
10月26日は原田龍二さんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
原田千枝子さんが出ている作品を見てみます(無関係)

原田龍二さんと言えば…そう!
4WD不倫ですよネ!(もう忘れてやれよ)

最近は仕事場のクルマの中でいやらしいことをした
お笑いタレントの件で大騒ぎですが
原田龍二さんとは無関係です!
警察の厄介にもなっていません!
みそぎも終わっています!
原田さん自身の所有のクルマですから無問題です!
…まあ家族は困るでしょうし
実際処分したらしいですけど…

とにかく!とにかくです!
まったくの無関係ですので
関連付けてネットに書き込むようなことは
どうぞお控えください(お前や)


えーっと原田さんと
同じ誕生日なのが斉藤慎二さ(強制終了)


特異日?特異日なの…?
という思いを押し殺して
いざ視聴開始です!


(ネタバレあり&雑です)


主演の魔子役は夏純子さんですね
もうたたずまいからしてすごいオーラですなあ…


賭けボーリングで負けた男性が
金が少ないと因縁をつけられて
ズベ公どもにリンチされます
…ご褒美映画のようです
頬が紅潮してきました(変態は黙っててください)

んでズベ公どもは真昼間の町中を歩いて
「タンタンタヌキの…」と大合唱するのでした
キャッ!女の子がはしたない!
もうとにかく顔が熱くなって仕方がない作品のようです

「いつもマリファナやってるのか?」
「だって最高なんだもん」
もう!今日はクスリネタに走らずに
まじめに行けたと思ったのに!(どこがまじめや)

んでナンパしてきた男をご褒美リンチしたあとは
セーラー服の万引き少女たちとキャットファイトをして
盗んだものをせしめます

暴力と悪さばかりですなあ…
こういうコたちが増えないように
幼少期から躾けと学習が必要なのかもしれません
忙しくなってきました(などと意味不明の供述を繰り返しており…) 

でまあ良くないことではあるのですが
マリファナをキメたあとの映像表現はちょっと見ものではありますヨ!

それにしてもハンサム野郎の南城竜也に目がくらんで
裏切り行為をしてしまう魔子にポカーンですわ…
自分の身がフーゾク堕ち(なんて言葉は当時は無いのかな)
することや仲間や兄に迷惑がかかることまで
頭が回らなかったらしいです…うーん?
魔子がバカなのかイケメンが罪なのか…
(イケメンって言葉も無いか)

で仲間の小野寺昭が「ヤクザに追われてるから危険だ」と言ってるのに
南城竜也はノコノコと魔子に会いに来てあっさりつかまります
おバカさんカップルってことですかね…?

その小野寺昭は近くにいたものの背を向けてて
…危なかったぜ…今の隙に逃げよう…みたいな感じだったのですが
場面が変わるといつの間にかつかまっちゃってます…
しかも先にクルマに押し込められてました…うーん?
ディオ様がザ・ワールドを発動させたのでしょうか?

魔子のバカさ加減は冷めやらずで
どうにか許してもらって命拾いしたにも関わらず
それでも南城竜也に会いたいとか抜かします…
これだからイケメンは!

ヤクザたちもおバカさんなのか
仲間たちへと俺たちの手下として働くように伝えてこいと
南城竜也の拘束を解きます
仲間たちはそれを断り小野寺昭だけが
ヤクザのもとに残る道を選びます
んで南城竜也のおバカさん熱も冷めないので
魔子たちと海でキャッキャと楽しんだり
ウフンアハンに興じたりします
ヤクザの恐ろしさがわからんようです…

身を潜めるでもなく派手に遊び回ってたせいか
魔子の仲間たちはあっさりつかまり
ここからはついに殺し合いに…

これではみんな命を落とすだけだと
小野寺昭が出てきて
みんな頭を下げて仲間に入れてもらうことにしようと
セッ…
説得に来ますが交渉は決裂するのでした

このあと小野寺昭がクルマで追ってきて
南城竜也のクルマを抜き去ります
で相手にしなければいいのにカーチェイスをはじめて
横から出てきたクルマをよけきれず
南城竜也は事故死してしまうのでした…うーん?
どう見ても自業自得の事故ですが
魔子は「ヤクザたちに殺されたんだ」と逆恨みします
そもそも情報を流して裏切った魔子が発端なのですが
おバカさんなのですっかり忘れているようです

自分の身勝手さから多くの人を巻き込んだ魔子は
最後の最後も勝手なことをしまくって迷惑をかけたくせに
「みんな邪魔だなあ…」などとつぶやくのでした…
自分が悪いってことわからないままでしたね…



まあ結局のところは…
オープニング映像に出てくる
ワンちゃんがかわいい作品なのでした
でも投げられたり(!)するし
最後はクルマに轢かれたかのような描写がされて
どうなったのかはわからぬままです…
えぇぇぇ…
そんな不穏さをかかえたまま始まる作品でもあるのでした
いやな始まり方だったなあ…


(余談)
音楽が異様にかっこいい作品でもありますヨ!
『日活ニューアクションの世界~無頼・殺(バラ)せ 1968-1971』
に収録されていた「イン・マイ・ワールド」(沢村和子とピーターパン)
が聞けたのは嬉しかったなあ…
魔子が自暴自棄になって踊るシーンの音楽もかっこいいです!
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