人間味、男臭さ、それが西部劇。
まさかこんなに渋くて、かっこよくて、骨太なヒューマンドラマを画いた作品だなんて思いもしなかった。
西部劇といえば「勧善懲悪」を期待するが、本作品にそれを求めちゃダメでした。いい意味で裏切られたとはこのことです。(Loganの監督なんだから、察しはつけって話ですよね 笑)
人情、尊厳を失っては人の世は渡っていけない。この西部劇においては、「お金」や「地位」よりも大事なものなんです。ONE PIECEの白ひげが言っていたような時代。
そんな背景だからこそ、絶対に生まれるはずのない絆や友情がある、
ダンとウェイドがそれを体現していた。
ラストシーンなんて、ほんと名シーンだぜ?
雨というのは、ほんといい映画日和だ。