のぎり

時をかける少女ののぎりのレビュー・感想・評価

時をかける少女(1983年製作の映画)
2.9
原田知世にやられた。出て来るキャストは皆棒読みだし、ストーリーの緻密さや映像技術もお粗末でナンジャコリャ感はあるけれど、原田知世のアイドルムービーとして見ると人気なのも分かる気がする。奥二重、弓道コスに白ブルマのサービスショット、ガラスで指を切って血を舐め合うシーン、EDのメタ的なNG集で見せる笑顔など、どこかしらに何かを開花させる演出が入り込んでいる。中性的なところは、金八先生で初めて上戸彩を見たときの衝撃に近いものがあった。
そして最重要人物(重要参考人)の深町くん。ヒドイ棒読みにも増して、なめるような視線がとてもストーカーっぽい!コワイ!原田知世はこの人に惚れていることになっているけれどどこに惚れたのかしら…宇多丸さんの批評を合わせて聞くと益々、深町くんがストーカーにしか見えない。
のぎり

のぎり