大林宣彦監督の尾道三部作の一つで、80年代のアイドル映画としても有名な作品
細田守版と2016年ドラマ版は見たことがありましたが、今作は初鑑賞
時代に合わせてキャラクター設定、ストーリー設定、ロケ地等が違うから比較が楽しいし、どれもそれぞれ切ない
今作のストーリーは大体原作に忠実に作られている印象
時間の流れを視覚化したタイムリープのシーンは一番SF感が出ていて興味深かったです
冒頭は白黒、途中からカラーに切り替わる演出が使われていますが、ヒロインの部屋にジュディ・ガーランドのポスターが飾ってあって納得、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使』のオマージュなんですね
タイムリープがあったかどうかの切り替えを視覚的に伝えてくる面白い演出だと思います