みおこし

ウィンブルドンのみおこしのレビュー・感想・評価

ウィンブルドン(2004年製作の映画)
3.8
イギリスが分かる映画祭り。帰国以来、ずっとイギリスの街並みが恋しくて恋しくて、実際にスタジアムまで足を運んだあの場所を舞台にした本作を鑑賞して心を落ち着けました(笑)。

32歳のコルトは、かつては世界ランキング11位に上り詰めるほどのテニスプレイヤーだったが、今や順位を落とし119位。球界ではほぼ忘れ去られた存在になり引退を決意するものの、ワイルドカードでウィンブルドンに出場できることになり...。

テニスの知識ゼロの私が観ても十分楽しめる内容、きっとプロの方が観たら「ウィンブルドンの最中に煩悩抱くな!」とお怒りになりそうですが(笑)そんなこと気にしないで観て欲しいです。可愛らしいスポーツマンカップルの爽やかな恋愛に癒されること間違いなし。
デートでロンドンの美しい街並みを舞台にランニングしたり、もういちいち素敵!痺れる!!先日のロンドン観光補正もあり、なおさらデートの場面にキュンキュンしちゃいました(笑)。
...そしてポール・ベタニー、大変恐縮ながらあまりその魅力に気づいていなかったのですが、本作のコルト役、なんてカッコいいんでしょう!!背も高いし、透き通るような金髪もまるで王子様のよう...またお気に入り英国紳士が増えました...。本作のために6ヶ月テニスの訓練をしたらしいですが、本当にプロ選手に見えました。
キルスティン・ダンストもものすごく可愛い!すぐ審判に抗議しちゃうし、コルトへのアプローチもグイグイ行っちゃうんですが、そんな人間らしいところがまた魅力的。健康的な可愛さで、すごく好きでした。スポーツマンはこれくらいアグレッシブじゃなきゃね!(笑)

展開もある意味ありきたりなんですが、とにかくウィンブルドンという世界的な大会を舞台に、おしゃれで爽快な英国の雰囲気を楽しめるオススメの一本。
最後の試合のシーンも選手達が一球に込める緊張感がよく伝わって来たし、ボールボーイとのくだりとかもリアルで面白かった〜!
もう13年前の作品だけど、全然古さを感じさせない、痛快なスポーツラブストーリーです。
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