praline

デッドゾーンのpralineのレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
3.8
ミクロな話ではあるが、実はとてもマクロな視点の話。
クリストファー・ウォーケンの悲哀を湛えた瞳が、優しく、そして切ないのが印象的。
特別な力を持つことは結果としてプラスなことではないかのように描かれる作品が多い。
しかし本作は見方を変えれば、あの事故で死んでいたかもしれない男性が、愛する人の死を回避させるために少しだけ猶予を与えられたかのようにも思える。
そう考えると、もしかしたらハッピーエンドなのかもしれない。
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