てくのすけ

モスラ対ゴジラのてくのすけのレビュー・感想・評価

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)
4.0
凄く面白いです。モスラなんて蛾と芋虫のはずなのに成虫も幼虫も超カワイイ。島民の信仰に値する成虫のパワーと存在感。卵が割れたときの「えっあっそうなんだ!」というちょっと嬉しくなる驚き。そしてモコモコした幼虫の動きの素晴らしさ。

核の批判だけでなくそこからどう進むかという希望の物語であり、その象徴がモスラです。そういう意味ではゴジラは核を想起させる理不尽な存在ではあるんだけど、傲慢で非道な拝金主義者に天罰を下すという天の意思でもあって面白い。でもなんでゴジラは地面から出てきたの?掘ったの?埋まってたの?
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