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オテサーネク 妄想の子供のjanjenのネタバレレビュー・内容・結末

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

子宝に恵まれない夫婦。ある日、夫が人間の形をした切り株を見つけ、冗談で妻に持ち帰ると、妻は切り株を赤ちゃんと思い込み育て始める。

愛情からか切株は泣き声を出すようになり、しまいには大食らいになってしまう。
とうとう人間まで食べるようになってしまい、夫は我慢できず、反対する妻を押し切り、アパートの共同地下室のゴミ箱に閉じ込めてしまう。

それに気づいた隣家の娘は隠れて切株に食事を与えるようになるが、最後には自らクジで切株のエサとなる人間を決めるようになり、ついに切株の両親が餌となってしまう。

この話は隣家の娘が読む絵本のストーリーと同じで、アパートの管理人が栽培するキャベツを食べてしまう事で、管理人がクワで切株を殺す結末となっており、それを防ぐ為に娘はクワを隠したりするのだが、遂には絵本通りの結末となった。

副題の「妄想の子供」にある通り、これは娘の妄想??
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