てらっち

ラブリーボーンのてらっちのレビュー・感想・評価

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
3.3
14歳で連続殺人鬼に殺されたスージー・サーモンが死後の世界から、自分が死んだ後の家族や恋人を見守るお話。。

天国というファンタジー要素と、犯人を追い詰めるサスペンスが融合した、見方によって評価が分かれる作品(・ω・`)

初恋もファーストキスも家族との幸せな日々も突如奪われてしまった少女

犯人を見つけたいと必死になる父

娘の死を受け入れられず、逃げ出す母

姉を殺した犯人である隣人を怪しむ妹

姉を近くに感じる弟

意外と現実を見て前向きな祖母

それぞれの死との向き合い方、死を受け入れていく過程を描く。

そぉゆう面では、凄いわかりやすいお話やし、胸が締め付けられ泣けた。

弟くん可愛いし、妹は勇敢で素晴らしい!
あの霊感少女はもっと直接的にかかわってくるかと思ったのに意外と活躍せんかったな。。

そして、犯人気持ち悪っ!
スタンリー・トゥッチ流石です(≡Д≡;)

あと、映像がめっちゃ綺麗。
天国があんなところなら、ちょっと死ぬこと怖くなくなるかも(笑)
とうもろこし畑をあんなに美しく表現できるものか…とも感動した(*´艸`*)

しかし、いくら娘の死を受け入れられへんからって家族を置いて逃げ出す母どうなんや…って思ったり、犯人そこまで追い詰めて結局そのラストどうなんやって思ったり、、そこは霊感少女なんもせんのかい!と思ったり…(笑)

途中までめちゃくちゃ良かっただけに、モヤっとが残って消化不良。
135分もかけてそりゃないよ(・ω・`)

高校生くらいまでの授業には良いのかも。

サスペンス目当ての方にはオススメしません(・ω・`)
てらっち

てらっち