たき

ローレライのたきのレビュー・感想・評価

ローレライ(2005年製作の映画)
3.0
「ローレライ」を観る。

アマプラのおすすめに上がっていたので、懐かしくなって再鑑賞。

当時、まだ映画にハマってなかった頃に観ました。ガイナヲタだったので。加えて平成ガメラが思いの外ツボにハマったので。
樋口監督特有の、ハッとするようなカットがなかったことは心残りではありました。

伊507はノーチラスだし、香椎由宇は綾波レイだし、制作側の意志なのか、スポンサー側の意向だったのかは不明ですが、当時の俺はまんまと乗せられてたと思います。普通にテンション爆上がりでした。
そしてそのへんは今回も変わらない。エヴァに取り憑かれたひとの悲劇か。

特攻ダメゼッタイ、臆病者と揶揄されるくらいやのに、めっちゃ殺すやん艦長。という印象。
でもそれは並大抵のことではそんな理想成し遂げられないくらいひどい時代だったと言いたかったのか。
判断に躊躇がないのですよ。
無駄な進言も聞かない。それしかないと思ったら例え誰が犠牲になったとしても断行する。
それを覚悟の現れと、とるべきなんでしょう。

つべこべ言わずに生きろ。生きてりゃなんとでもなる。ってお話は大好物なのでついつい泣かされてしまった。カメラのくだりはヤバかった。

出演陣がとにかく豪華。
役所広司と堤真一の対決とかちびるかと思いました。
たき

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