滝和也

沈黙の戦艦の滝和也のレビュー・感想・評価

沈黙の戦艦(1992年製作の映画)
3.6
どうってことない
コックだよ!

じゃぁもぅ望みない
じゃない!

こんなコックは洒落に
ならない(笑)
沈黙シリーズ第一弾!

「沈黙の戦艦」

セガール師匠、我がレビューに初降臨。合気の達人であり、ナイフ、ガンアクションの権威であるスティーブン・セガール師匠の人気シリーズ第一弾(彼が出ている作品、ほぼ全部沈黙の…だから日本のみの俗称ですね)にして最高傑作。

USSミズーリ、退役寸前の巨大戦艦。巡航ミサイルトマホーク、核装備8発を要するアップデートされたその艦は最後の航海に向かった。だが副艦長の裏切りにより、テロリストが占拠した。テロリストの占拠寸前、副艦長とトラブルを起こし別場所にいたコック長は難を逃れ、テロリスト達と戦い始める…そう彼ケイシー・ライバックは元特殊部隊を率いた凄腕の兵士だった…。

プロットはダイ・ハードと全く同じであり、場所を戦艦にしただけ(笑)君は運の良い男だそうだからなのパロディ的な台詞ありですし。ただこの作品のヒットによりダイ・ハード3のプロットが変わったと言う逸話がまことしやかに囁かれたのも事実です。

戦艦と言う場所柄、武器だらけですから、よりミリタリー感溢れた展開(40サンチ砲やF18、潜水艦にミサイルカウントダウン等)が描かれており、セガール自身の強キャラぶりと相まってダイ・ハードとは違う趣きになってます。

確かにただの刑事がテロリストにただ一人立ち向かうダイ・ハードと違い、危機感は薄めですが、強キャラである、セガール、ライバックはクールかつ凄みのあるアクションが持ち味ですね。その武道家である一面を見せてくれます。また途中から仲間が増え、協力しながら、40サンチ砲を撃つあたりの違いも面白いですし、ミリタリー感が出てました。

この強キャラに相対するには、ダイ・ハードのアラン・リックマン並みの敵が必須となりますが、ここにトミー・リー・ジョーンズが。サイコ的な元CIAにしてテロリスト役を弾けながら演じてました。バットマンのトゥーフェイス並みかなと…(笑)

ヒロイン…無理やり出てきてます(笑)この時代戦艦に女性士官はいなかったんでしょうからね。おっぱい要員で、華を添えるためにいる感じですが、活躍シーンもあり、中々楽しいです(^^)

かなり昔に見てたはずなんですが…こんなにあっさりでした?と言う感じも無きにしもあらずで…(笑)セガール師匠がやっぱり完璧マシンですからね…。こんなコックはいるわけ無いし(笑)次作も見ますが、シリーズ全部は見ないでしょうね…(笑)
滝和也

滝和也