絢

ハート・ロッカーの絢のレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.9
この作品に限らず、
ビグロー監督の映画はやはりより一層、 
緊張感と社会性がある。
何よりもこの「ハートロッカー」が
第82回アカデミー賞を受賞し
ビグロー監督の代表作という
監督人生における
大きな立ち位置にある映画だ。
心臓が張り裂けそうになる。
こんな映画体験はまずなかなかない。

デトロイトに感銘を受けて
再度見直しました。
ドキュメンタリーチックに描いていて
リアルを追求。画質も何もかもリアル。
どうやって撮影してるんだろといつも思う。
"戦争は麻薬である"の出だしが
やはり一番の衝撃。
しかも主演がジェイミーレナー。
これ観た当初は気づかなかった。
アンソニーマッキーもでとるやん。
だいぶ近頃のアベンジャーズやないの。
(まさかのワスプまで)
地雷が爆発する細部まで緊迫した様子。
スローモーションが余計に。
銃を向けて‥からの
場面が多いからかなり静か。
テロって本当に恐ろしい。
民間人も狂った武器になる。
その通りだ。

一度、銃や爆弾を使った者は
戻れないのかも知れない。
戦争は麻薬である。そういうことでしょ。
絢