逢びきの作品情報・感想・評価

「逢びき」に投稿された感想・評価

高田A

高田Aの感想・評価

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時代を感じる

世の不倫妻に見せつけてやりたい
[一番の時に邪魔が入る]

 お互い家庭がありながら愛し合う男女、その罪悪感と愛の葛藤を描いていく。

 ローラのセリア・ジョンソンは、美人ではないが、醜悪な表情と喜びに満ちた顔を交互に見せて行く、それがなかなか凄かった。アレックのトレバー・ハワードも相手を逃がさない言葉を言い、お互い惹きつけられ離れられなくなる、そして、最後の展開の流れがせつないし、本当に上手い。

 そして、一番一緒に居たい時に、ローラの知人のうるさい女性から声を掛けられ、延々と邪魔をされる、こういう運命の展開もとてもいいと思った。

 得てしてこういうものなのだろう。さすが、デイヴィッド・リーンと思った。(2019.8.9)
(19年7月24日 DVD 4点)
Hugh

Hughの感想・評価

3.5
観るのが早かった気がします。
感情を押し殺すよりも素直に表に出して、泣いたり苦しんだりする方が良いということでしょうか。
“運命に翻弄されてしまう“みたいな雰囲気は嫌いなので今は受けつけなかっただけかもしれません。
綺麗な不倫の話だなと思いました。
もう少し大人になってから観ようと思います。
不倫を美しく描く映画だった。
一線は超えていないのだから、不倫ではないという意見もあるかもしれないけれど、お互い家庭がありつつ、いけないという感情を持ちながらの密かに燃え上がる恋。
キス以上は描かれず、おそらく身体の関係はなかっただろう。

毎週木曜日の密会デート。
知り合いによく会うのによく人目につく場所でデートを重ねたなと不思議である。


ひょんなきっかけで恋に落ちるのだよね
旅情となんか似てるなと思ったら、同じ監督でした。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で始まるのですが、のだめ見てたらわかるね!!
ローラのカゴバッグが素敵なのでそこも注目ポイント
駅の待合室の男と女、その一瞬の交差する人生の輝きの美しさと儚さ。
tjZero

tjZeroの感想・評価

4.4
優しい夫とふたりの子どもに囲まれた幸せな家庭の主婦ローラ(シリア・ジョンスン)は、買い物帰りの駅のカフェで医師アレック(トレヴァー・ハワード)と知り合う。
既婚者同士なのに、ひかれ合ってしまうふたりだったが…。

デ・ニーロ&ストリープの『恋におちて』とか、キャサリン・ヘップバーンの『旅情』とか、オードリーの『昼下がりの情事』とか、ラヴ・ストーリーには鉄道の駅舎がよく似合いますね。ミドルエイジの切ない恋心を歌った竹内まりやの『駅』という名曲もありますし。

見知らぬ者が出会ったり別れたりする場所であるし、「この相手が”終着駅”のつもりが”乗り換え”たくなっちゃった」…みたいなドラマも生まれやすいんでしょう。

自分などは不倫はした事はないけどされた経験はあるので、本来なら「コンチキショー」と思いながら観るはずなんだけど、デヴィッド・リーン監督(『アラビアのロレンス』や『戦場にかける橋』など)の丁寧で繊細な演出にすっかりのせられ、ヒロインのローラに共感して一緒にハラハラ・ドキドキし、中盤以降はすっかり彼女を応援するモードになってしまいました。
ストーリー自体はベタな不倫モノなんだけど、中学生同士の恋みたいにさわやかで、むしろ残るのは清潔感。
ふたりの揺れる想いをヴィヴィッドに捉えた、スッキリと引き締まった86分のクラシック作品。

やっぱり、ヒトの気持ちにフタは出来ないですねえ。
常識や道徳を守る人間ばかりだったら、それはそれで味気ない世の中になりそうだし、魅力的なフィクションや物語も生まれそうにない。
ちょっとばかりの”脱線”は大目に見た方がいいのかも。
毎日決まりきった電車に乗っているばかりじゃ、つまらないだろうし⁈
Ken

Kenの感想・評価

4.1
最後の画面が傾くところがキマってた
pokuta

pokutaの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

945年製作。数週間間、木曜日のみの逢瀬の話。互いに愛し合っていても女性の罪の意識が強く、相手の医者はアフリカに行ってしまう。会わないでいても愛し続けることはできる、という男性の言葉が身にしみる。会い始めは楽しいで済むがたかだか数週間の話なのにここまで悲しい話になってしまう恋愛の怖さ。駅で違う方向に帰って行くのも辛い。
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