このレビューはネタバレを含みます
巨匠三人による、ニュヨークを舞台にしたオムニバス映画。
『第1話/ライフ・レッスン』 ☆3.3
マーティン・スコセッシ監督作
監督らしくしっかり主人公がクズだった。
ライフレッスンという名目で女助手を雇う画家。助手と上手くいかないムシャクシャを作品にぶつけることで評価されている様な印象だった。恐らく自分の欲を満たす&作品への刺激を得るための助手でしかないという一生幸せになれなそうな画家だった。
『第2話/ゾイのいない生活』 ☆3.5
フランシス・フォード・コッポラ監督作
コッポラ監督らしくない様な可愛らしい作品だった。コッポラ監督は娘のソフィアを溺愛しているイメージなのでこの作品からは監督のそんなプライベートでの家族愛の側面を感じさせられた。
『第3話/エディプス・コンプレックス』☆4.3
ウディ・アレン監督作
主演もウディ・アレン。3作目にして傑作来た笑。マジックで消えた母が何故か空に現れるぶっ飛び展開好きすぎた。しかもお得意の昔話を町中の人にするという笑
この設定は長編映画だと出オチになりそうなので短編で作ったのが流石すぎるなと感じた。俳優としてのウディ・アレンも表情からして素晴らしい。