息子が誘拐されたのに、スパイなので怒りをコントロールして超冷静なマイケル・ケイン。70年代のロンドン、太いネクタイのマイケル・ケイン、絵になりすぎ。プレザンスの声真似電話からはじまる反撃、バッグに仕掛けた銃が暴発して、デカい樽から流出した赤ワインに溺れかかったり、川からポンポン船みたいのに飛び乗って、さらにホバークラフトから観光バスに隠れ込んでロンドンに戻る淡々としたシーンから、妻のアシストで風車小屋の場所確定。その後の銃撃も良い。冒頭ジョンバーノン（またジョンバーノン）の軍服変装の足元がビットローファーだったり、マイケルケインがセイレグさんのいる家（インテリア素敵すぎ）の玄関の階段で靴をゴシゴシやるシーンも細かい。
