アノ

ドラブルのアノのレビュー・感想・評価

ドラブル(1974年製作の映画)
4.2
冒頭の誘拐の犯行が最高。
不穏な男たちと突然振るわれる暴力の恐ろしさ。
その後の誘拐犯一味の下っ端が爆殺されるシーンもたまらん高揚感で最高のオープニングだ。

またマイケル・ケインが敵に捕まってダイヤを盗まれるシーン、ダイヤを渡されたデルフィーヌ・セイリグが「まだ一仕事ある」と言われるのだが、次のカットで気絶したマイケル・ケインの横に死体となってベッドに転がされてる(ケインを追い詰めるための生贄にされた)のが凄すぎる!
説明を省くことで強化される暴力性!

警察に捕まってから護送されるまでの一連のアクションもめちゃくちゃ楽しい。
なぜ護送中に殺されそうになるか、誘拐された息子の居場所のたどり着き方などは正直無理がある展開だが、そんなことどうでも良くなるタフな映画。
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