粗忽者

キング・オブ・コメディの粗忽者のレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
4.6
タクシードライバーの直後に鑑賞し、痛烈に痺れてしまった作品。タクシードライバーと似ている点も多いですが、この作品は自己承認欲求の肥大化と自分の才能を信じ切ってしまう愚かさを描き切っています。身の丈に合わない夢を追い続ける主人公には共感しつつも、呆れかえってしまいます。でもやはり憎むことは出来ませんでした。
「どん底よりも一夜の王に」と言うセリフは自分の心にとても強く響きました。
粗忽者

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